オオミスジは日本産のミスジチョウの仲間でいちばん大きなチョウです。幼虫がウメやアンズ、スモモの葉を食べるので、山あいの集落に植えられたウメの木のまわりでよく見られます。
姿・形
- 姿
- はねを開いた大きさは7〜8cmほどです。表は黒地に白い帯が数本あり、裏は地色が褐色になります。前ばねの先に白い紋があり、前ばねの中ほどを走る白い筋にぎざぎざの切れ込みがあります。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 山あいの集落のまわり
- ウメやアンズの植えられた所
- 分布
- 北海道南部(渡島半島)と本州(青森県から岐阜・滋賀県境の伊吹山地まで)に分布します。国外では朝鮮半島、中国、ロシア極東にいます。
- 好む環境
- 山の中の森にはむしろ少なく、が植えられた人家や村のまわりに多いチョウです。
- 見られる時期
日本の場合
活動 6〜8月
暮らし
- 活動
- 年1回発生し、暖かい地方では6月上・中旬から、山地や寒い地方では7〜8月に現れます。食樹の上をくるくると旋回するように飛ぶことが多いです。
- 冬越し
- 幼虫で冬を越します。枝の分かれ目やくぼみに糸をかけてとまり、越冬用の巣は作りません。
繁殖と一生
- 幼虫の食草
- ウメ、アンズ、スモモのほか、モモ、ユスラウメ、サクラ類などバラ科の木の葉を食べます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 環境省レッドリストには載っていませんが、石川県ではに選ばれています。過疎で集落まわりのウメなどが手入れされなくなったことが減少の原因と考えられ、農薬を使わずほどよく管理された食樹が必要とされています。
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