エナガは、丸い小さな体から柄のように長い尾が伸びる身近なです。九州以北の林で見られ、公園や庭にも群れで現れます。北海道のシマエナガは同じ種ので、成鳥の顔に本州のエナガのような黒い模様がありません。

姿・形

姿
全長は約14cmですが、尾がとても長いため体は小さく見えます。本州などの成鳥は目の上に黒い帯があり、北海道のシマエナガの成鳥は頭部が白く見えます。

間違えやすい生き物

ハシブトガラPoecile palustris

ハシブトガラは頭頂と喉が黒く、背は灰褐色で、尾はエナガほど長くありません。エナガは白い顔の黒い帯と、体より長く見える尾が目立ちます。

間違えやすい理由どちらも林にすむ小鳥で、ほかの小鳥と混じった群れの中で見かけることがあります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 低山の林
  • 落葉広葉樹林
  • 低木林
  • 公園・庭
分布
日本では九州以北に分布し、北海道から九州まで地域ごとに異なる亜種が見られます。
いる時期
九州以北では一年を通して見られる留鳥です。
記録される時期

一年中、毎年記録されています

繁殖 2〜5月

日本での観察1,275件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
木の枝や葉で昆虫やクモを探して食べます。
活動
地上にはあまり下りず、枝から枝へ落ち着きなく移動します。
群れの暮らし
繁殖期以外は家族を中心とした群れで行動し、ほかの小鳥の群れに混じることもあります。

繁殖と一生

繁殖期
日本では主に2~5月に繁殖します。
巣
コケやクモの糸を使って袋状の屋根つきの巣を作り、内側に羽毛を敷きます。
卵の数
卵7~12個
巣立ち
ひなは卵からかえって約16日で巣立ちます。

名前と分類

名前について
本州などのエナガは主に亜種エナガ(Aegithalos caudatus trivirgatus)として扱われます。北海道のシマエナガ(Aegithalos caudatus caudatus)と九州のキュウシュウエナガも、同じ種の別の亜種です。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
エナガ(Aegithalos caudatus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo