オナガは、青灰色の長い尾が目立つカラスの仲間です。日本では林や住宅地周辺で一年中見られますが、分布と数が減っています。環境省のレッドリストでは(NT)と評価されています。

姿・形

姿
全長は34〜39cmほどで、そのうち尾が20〜23cmもあります。頭は黒く見える濃い紺色で、のどは白く、胸とおなかは灰色です。翼と尾は青みがかった灰色で、尾の中央の羽の先は白くなっています。

間違えやすい生き物

カササギPica serica

カササギ(Pica serica)は全身の黒と白がはっきり分かれます。オナガは頭が黒く、翼と長い尾が青灰色です。

カケスGarrulus glandarius

カケス(Garrulus glandarius)は体が茶色く、翼に小さな青い模様があります。オナガは長い尾も青灰色です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 平地〜低山の明るい林
  • 竹林
分布
東アジアに分布します。日本では主に東北地方から中部地方にかけて見られ、林や低木林のある開けた場所や住宅地の緑地にも暮らします。
いる時期
一年中同じ地域で暮らすです。
記録される時期

一年中、毎年記録されています

繁殖 5〜8月

日本での観察742件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
昆虫、木の実、種子などを食べます。食べ物をたくわえることもあります。
群れの暮らし
家族の群れで暮らし、一年を通してなわばりを持ちます。

繁殖と一生

巣
木の上に枯れ枝で皿形の巣をつくります。
卵の数
卵3〜8個
抱卵
約15日
巣立ち
ひなはふ化後17〜18日ほどで巣立ちます。

名前と分類

名前について
日本にいるオナガには Cyanopica cyanus japonica という名前が使われます。イベリア半島の似た鳥は、現在は別種 Cyanopica cooki として扱われます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 和名の「オナガ」は、長い尾にちなんだ名前です。
オナガ(Cyanopica cyanus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo