キアシナガバチは日本のアシナガバチの中でも大型の種で、女王の体長は24mm前後です。軒下や木の枝に下向きのお椀のような巣を作り、巣に近づくと刺されやすいハチとして知られています。
姿・形
- 姿
- 黒地に鮮やかな黄色の斑紋があり、全体に黄色っぽく見えます。女王は24mm前後、働きバチは18〜23mmほどです。
間違えやすい生き物
セグロアシナガバチPolistes jokahamae
胸の後ろ(腰のすぐ前)の背中に黄色い縦筋が1対あればキアシナガバチ、そこが全体に黒ければセグロアシナガバチです。セグロアシナガバチは触角がほぼ全体黄色く、キアシナガバチは触角の一部が黒いです。
間違えやすい理由大きさも色も似ていて、どちらも軒下に巣を作ります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 林
- 緑地
- 人家の軒下
- 分布
- 日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布します。
- 好む環境
- 市街地には少なく、林や緑地で多く見られます。
暮らし
- 食べ物
- 獲物の幼虫を狩って肉団子にし、巣の幼虫に与えます。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 4月中旬ころから巣作りを始めます。夏の終わりに新女王とオスが羽化し、晩秋に新女王が巣を離れて越冬します。
- 巣
- 家屋の軒下、石垣、木の枝などに、六角形の部屋が下向きに並ぶ平たい釣り鐘形の巣を作ります。複数の女王が一緒に巣を作ることも比較的多いです。
注意すること
- 注意すること
- アシナガバチの中では攻撃性が強いほうで、巣に近づいたり刺激したりすると数mほど追ってきて刺すことがあります。巣を刺激しなければ刺されることはほとんどありません。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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