キクニガナはチコリとも呼ばれる、ヨーロッパなどが原産のキク科の多年草で、夏には水色の花が朝に開き、昼過ぎにはしぼみます。和名は、葉に苦みがあるキク科の野菜であることから付きました。日本には明治の初めに入りましたが長く広まらず、イタリア料理やフランス料理が身近になってから注目されるようになりました。

姿・形

育つ姿
多年草で、花茎は高さ1.5mほどまで伸びて枝分かれします。茎や葉を切ると苦い白い汁が出ます。
花
ふつうは青紫色か水色の花で、白い花もあります。花は朝に開き、その日の昼過ぎにはしぼみます。
花の時期
7〜10月です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
分布
ヨーロッパ・北アフリカ・西アジアが原産で、北アメリカや中国、オーストラリアなどでも広く野生化しています。日本では野菜として栽培され、2021年時点では埼玉県が生産量1位です。
花の時期

7〜10月に咲きます

花 7〜10月

名前と分類

名前について
日本では、暗い所で白く育てた新芽を「チコリ」と呼ぶことが多く、フランス名の「アンディーブ」と呼ぶこともあります。近縁のエンダイブ(キクヂシャ)とは名前が混同されやすいです。
品種といろいろな姿
白い新芽を食べるのチコリ、赤い葉の「トレビス」(ラディッキオ)、焙煎してコーヒーの代わりにする根用の品種などがあります。

文化と話題

文化と話題
  • 国産の軟白チコリは、畑で株を育てたあと、根を冷暗所で水耕栽培して新芽を出荷します。白く育てる方法は、19世紀にベルギーのブリュッセルで生まれたとされています。

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キクニガナ(Cichorium intybus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo