ホテイアオイは南アメリカ原産で、水面に浮かんで淡紫色の花を咲かせる水草です。葉を支える柄が浮き袋のようにふくらみます。暖かい時期には急速に増え、水の流れを妨げたり、ほかの水生植物への光を遮ったりすることがあります。

姿・形

育つ姿
水中に根を垂らし、水面に浮かぶ多年生のです。
葉
光沢のある丸い葉をつけ、葉柄のふくらみが浮き袋になります。密生すると葉柄が長くなり、ふくらみが目立たないこともあります。
花
淡紫色の花を穂のようにまとめて咲かせます。日本での花期は6~11月です。

間違えやすい生き物

コナギPontederia vaginalis

コナギの葉柄は浮き袋のようにふくらまず、葉はより細長く見えます。ホテイアオイは丸い葉とふくらんだ葉柄が目立ちます。

間違えやすい理由どちらもミズアオイ科で青紫系の花をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 池沼
  • ため池
  • 河川・水路
  • 水田
分布
南アメリカ原産で、明治中期に日本へ持ち込まれました。関東甲信越から九州、琉球列島などで確認されています。
好む環境
日当たりがよく暖かい、流れの緩い水域を好みます。
花の時期

6〜11月に咲きます

花 6〜11月

繁殖と一生

増え方
を横に伸ばし、節から子株を次々につくるため、暖かい時期には急速に増えます。

育て方

増やし方
流れた株や子株が別の水域へ移ると、そこで新しい群落をつくることがあります。

名前と分類

名前について
以前はEichhornia crassipesという学名で呼ばれていました。 ホテイソウやウォーターヒヤシンスとも呼ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
水面を覆うほど増えると、ほかの植物への光を遮り、水中の酸素不足や水流の妨げを起こすことがあります。日本では、被害を抑えるため除去などの対策を進める外来種とされています。

文化と話題

文化と話題
  • 観賞用の水草として日本へ入り、金魚鉢や池の植物として親しまれてきました。
  • 日本では水質浄化や肥料に利用されることもあります。
ホテイアオイ(Pontederia crassipes)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo