コイは、流れのゆるやかな川や池にすむ淡水魚で、口元に2対のひげがあります。日本で見かけるコイには、大陸から来た系統と日本の系統があります。大陸系のコイは、錦鯉の祖先の一つと考えられています。

姿・形

姿
口のまわりに2対のひげがあります。

間違えやすい生き物

キンギョCarassius auratus

口元を見ると分かります。コイには2対のひげがありますが、キンギョにはありません。

コイCyprinus carpio

ヨーロッパ系のコイも日本ではコイと呼ばれます。野生型は色に違いが出ることもありますが、飼育個体や交雑個体は写真だけでは確実に区別できません。

すむ場所

よく見られる場所
  • 川の中・下流
  • 池
  • 湖
分布
東アジア原産の大陸系のコイは、人の手で日本にも持ち込まれました。日本在来のコイと交雑した地域もあります。
好む環境
流れがゆるやかで、底が泥になっている場所を好みます。
記録される時期

一年中、毎年記録されています

日本での観察637件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
水底を探り、小さな生き物などを食べます。

繁殖と一生

増え方
卵にはねばりけがあり、水草などにくっつきます。

名前と分類

名前について
大陸系のコイをヨーロッパ系のコイ(Cyprinus carpio)と同じ種に含める見方もあります。琵琶湖などの日本在来系統は大陸から来た系統と遺伝的に異なり、大陸系のコイと同じ学名を一律に当てはめられません。以前はCyprinus melanotusという学名でも呼ばれました。
品種といろいろな姿
錦鯉は色や模様を選んで育てた観賞魚です。系統によって大陸のコイや日本在来のコイの遺伝的な影響があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
コイ(Cyprinus rubrofuscus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo