カワアイサは、水に潜って魚を捕る大型のカモで、細長い赤いくちばしが目印です。本州以南では主にで、北海道では少数が繁殖します。雄の白い体と濃い緑色の頭、雌の赤褐色の頭が目立ちます。

姿・形

姿
雄は白い体に黒い背と濃い緑色の頭があり、くちばしは赤色です。雌は灰色の体と赤褐色の頭をもち、頭と白い胸の境がはっきりしています。

間違えやすい生き物

ウミアイサMergus serrator

雄のウミアイサ(Mergus serrator)は胸が赤褐色にまだらで、白い首輪があります。雌では頭の褐色が胸へぼんやり続きますが、カワアイサは赤褐色の頭と白い胸の境がはっきりしています。

間違えやすい理由どちらも細長い赤いくちばしと、乱れた頭の羽をもつ、水に潜るカモです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 河川
  • 湖沼・ダム湖
  • 内湾
分布
全国で冬鳥として見られ、北海道では少数が繁殖します。越冬期は内陸の湖沼や河川、内湾で見られます。
いる時期
主に冬鳥です。

暮らし

食べ物
潜水して魚を主に食べ、や水生昆虫なども食べます。
活動
越冬地では小群から大群になり、水中を見ながら潜って餌を捕らえます。

繁殖と一生

巣
繁殖地では森林内の河川や湖沼の近くにあるなどに巣を作ります。
卵の数
6~14個
抱卵
約34日

名前と分類

名前について
日本で見られるものは主にカワアイサ(Mergus merganser merganser)です。北米のアメリカカワアイサ(M. m. americanus)やヒマラヤ周辺のコカワアイサ(M. m. orientalis)は、それぞれ別の亜種として扱います。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
カワアイサ(Mergus merganser)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo