モンキチョウは、春先から晩秋まで日当たりのよい草地や畑の上を低く飛ぶ黄色いチョウです。雄はいつも黄色ですが、雌には黄色型と白色型があり、白い雌はモンシロチョウと見間違えやすいです。

姿・形

姿
翅を広げた長さは約5cmです。前翅の外側は黒い帯で縁取られ、後翅の表の中央に橙色の紋、裏の中央に銀色の紋があります。雄は黄色だけですが、雌には黄色型と白色型があります。

間違えやすい生き物

モンシロチョウPieris rapae

モンシロチョウは前翅に黒い紋が2つ、後翅に1つあります。モンキチョウの白い雌は、前翅の外側に幅の広い黒い帯があり、後翅の中央に橙色の紋があります。

間違えやすい理由モンキチョウの雌には白色型がいるためです。

キタキチョウEurema mandarina

モンキチョウは後翅の表に橙色の紋、裏に銀色の紋があります。キタキチョウは前翅と後翅の外縁が黒く縁取られ、幼虫はネムノキやメドハギなどを食べます。

間違えやすい理由どちらも草地を飛ぶ黄色いシロチョウ科のチョウです。キタキチョウは以前「キチョウ」と呼ばれていた種の一部です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草地
  • 畑・農地
  • 河原
  • 公園
分布
北海道から南西諸島まで日本各地にすみ、国外では朝鮮半島北部、中国北部、サハリン、シベリア南部など東アジアに分布します。
好む環境
シロツメクサなどの植物が生える明るい草地に多いです。
見られる時期

日本の場合

活動 3〜11月

暮らし

活動
成虫は3月ごろから11月ごろまで見られ、年に何回か発生します。
冬越し
幼虫で冬を越し、早春に成虫になります。

繁殖と一生

幼虫の食草
幼虫はシロツメクサなどのマメ科植物を食べます。

名前と分類

名前について
長い間、ヨーロッパ南東部から東アジアまで広く分布するColias erateのC. e. poliographusとして扱われてきました。近年の分類では、東アジアの集団を独立種Colias poliographusとする見方もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 漢字では「紋黄蝶」と書き、俳句では春の季語とされています。

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モンキチョウ(Colias poliographus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo