コウノトリは、水田や川などの水辺で暮らす大きな鳥で、白い体に黒い翼の羽、黒いくちばしと赤い脚が目立ちます。日本では一度野生の繁殖集団が消えましたが、によって再び子育てをするようになりました。

姿・形

姿
全長は約110 cmです。体は白く、羽ばたくと黒い翼の先が目立ち、くちばしは黒く脚は赤いです。
声
成鳥は声の代わりに、くちばしをカタカタ鳴らして伝え合います。

間違えやすい生き物

タンチョウGrus japonensis

コウノトリは黒いくちばしと赤い脚が目立ちます。タンチョウ(Grus japonensis)は脚が黒く、頭に赤い部分があります。

間違えやすい理由どちらも大きくて白い鳥です。

アオサギArdea cinerea

コウノトリは白と黒の体で、飛ぶときに首を伸ばします。アオサギ(Ardea cinerea)は灰色の体で、飛ぶときに首を折りたたみます。

間違えやすい理由水辺に立つ大きな鳥です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 水田
  • 河川
  • 湿地
分布
日本では兵庫県をはじめ各地で野生復帰した個体が暮らし、大陸から渡って来る個体もいます。水田と川のあるをよく使います。
時期

日本の場合

繁殖 3〜7月

暮らし

食べ物
日本の水田や川ではドジョウ(Misgurnus anguillicaudatus)やフナ、カエル、昆虫などを食べます。

繁殖と一生

繁殖期
兵庫県但馬地方では3月下旬から4月上旬に産卵し、6月下旬から7月上旬にひなが巣立ちます。
巣
日本では高い木や巣を作るための人工の塔に巣を作り、親鳥が協力して子育てをします。

保全状況

IUCNレッドリスト
EN絶滅危惧野生での絶滅の危険がとても高いです
現状
環境省の2026年公表のレッドリストではです。国のとにも指定されています。

文化と話題

文化と話題
  • 兵庫県豊岡市では、コウノトリが食べられる生き物を増やすため、水田と水路をつなぐ取り組みが進められています。
  • 赤ちゃんを運ぶというヨーロッパの話に登場するのはシュバシコウ(Ciconia ciconia、ヨーロッパコウノトリ)です。日本のコウノトリとは別の種です。
コウノトリ(Ciconia boyciana)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo