タンチョウは、北海道で一年を通して暮らし、日本で唯一野生で繁殖するツルです。白い体、黒い首、羽毛のない赤い頭のてっぺんが目印です。

姿・形

姿
白い体に黒い首と翼の一部が目立ち、頭の赤い部分は皮膚が見えているところです。若い鳥には茶色い羽が混じります。

間違えやすい生き物

マナヅルAntigone vipio

タンチョウの体は白く、首の前が黒いです。マナヅル(Antigone vipio)は体が灰色で、顔の赤い部分が広く見えます。日本ではタンチョウは北海道に、マナヅルは主に西日本で冬を過ごしているので、見た場所も手掛かりになります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 湿原
  • 河川
  • 牧草地や畑
分布
北海道の東部を中心に生息し、近年は道内のほかの地域にも分布を広げています。大陸のタンチョウとは違い、北海道のタンチョウは渡りをしません。
いる時期
北海道ではです。
記録される時期

毎年7月〜3月に記録されています

日本での観察260件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
北海道では湿地や畑で動物と植物の両方を食べます。冬は餌を与える場所も利用します。

繁殖と一生

巣
北海道の湿原や水辺で、ヨシのある場所などに巣を作ります。
卵の数
日本では1~2個の卵を産みます。

保全状況

IUCNレッドリスト
VU危急野生での絶滅の危険が高いです
現状
日本ではで、国の特別天然記念物です。環境省の第5次レッドリストでは準絶滅危惧(NT)と評価されています。
脅威
湿原の減少に加え、電線への衝突や交通事故が心配されています。
タンチョウ(Grus japonensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo