インドゴムノキは大きくつやのある葉が特徴の、日本でおなじみのです。原産地の湿潤な熱帯では大木になりますが、日本では主に鉢植えや温室で育てます。ゴムノキとも呼ばれます。

姿・形

育つ姿
原産地では高さ30mほどになる常緑高木です。鉢植えでは剪定によって扱いやすい大きさに保てます。
葉
葉は厚く滑らかな楕円形で、表面には強い光沢があります。新しい葉は赤いに包まれて伸び、開くと托葉が落ちます。
実
小さな花はイチジクに似た袋状の器官の内側にあり、外からは目立ちません。室内の株では花や実はめったに見られません。

間違えやすい生き物

シダレガジュマルFicus benjamina

シダレガジュマルは葉が小さく先が長くとがり、細い枝が垂れます。インドゴムノキは葉が大きく厚く、茎も太く直立して見えます。

間違えやすい理由どちらも白い乳液を出すイチジク属の観葉植物です。

ヤブツバキCamellia japonica

ヤブツバキの葉には細かなぎざぎざがあり、冬から春に大きな花が咲きます。インドゴムノキの葉の縁は滑らかで、新葉を包む赤い托葉が目立ちます。

間違えやすい理由どちらも厚く光沢のある濃緑色の葉をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 室内の鉢植え
  • 温室
分布
ネパールから中国西南部、西部マレーシアにかけての熱帯アジアが原産です。日本では自生せず、観賞用に栽培されます。
好む環境
暖かく明るい室内が向いています。鉢土の表面が乾いたら水を与え、過湿を避けます。

育て方

育て方
冬は寒さを避けて室内で育てます。葉のほこりは柔らかい湿った布で拭けます。
増やし方
挿し木やで増やせます。
毒性
葉や茎の傷から出る白い乳液は、皮膚や目を刺激することがあります。剪定時は目や素肌につかないよう注意します。

名前と分類

品種といろいろな姿
濃緑葉の「デコラ」、斑入りの「デコラ・バリエガータ」や「アサヒ」など、多くの園芸品種があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 白い乳液はかつてゴム原料に使われましたが、現在の主要な天然ゴム原料ではありません。
インドゴムノキ(Ficus elastica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo