ムラサキシキブは、日本の低い山地や林の縁に生えるです。夏には向かい合って付く葉のそばに淡い紫色の小さな花がまとまって咲き、秋には紫色の実が熟します。庭でムラサキシキブの名で植えられている木は、実付きのよい別種のコムラサキの場合があります。

姿・形

育つ姿
高さ約1.5~3mになる落葉低木です。
葉
細長い楕円形の葉が向かい合って付き、縁には細かいがあります。
花
淡い紫色の小花が葉の付け根にまとまって咲きます。
花の時期
日本では6~8月ごろに咲きます。
実
紫色の丸い実が10~11月に熟し、落葉後も枝に残ることがあります。

間違えやすい生き物

コムラサキCallicarpa dichotoma

葉の鋸歯や花柄の位置だけでは確実に見分けられません。花の接写があれば、ムラサキシキブの花の筒状の部分がコムラサキより長いか確かめます。

間違えやすい理由庭ではコムラサキがムラサキシキブの名で植えられることがあります。

ヤブムラサキCallicarpa mollis

ヤブムラサキの葉はビロード状の毛で柔らかく、花は葉の下に隠れがちです。ムラサキシキブの葉はざらつき、花は葉の上からも見えます。

間違えやすい理由どちらも対生の葉と紫色の実を持ちます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 低山の林
  • 林縁
  • 庭園
分布
日本では北海道南部から本州、四国、九州、琉球に分布します。朝鮮半島や台湾にも分布します。
好む環境
低い山地や原野に生え、日なたから半日陰で育てられます。
花の時期

6〜8月に咲きます

花 6〜8月 · 実 10〜11月

育て方

増やし方
種子やで増やせます。

名前と分類

名前について
日本の南部には大型の変種オオムラサキシキブ(Callicarpa japonica luxurians)があります。
品種といろいろな姿
白い実を付ける栽培品種「Leucocarpa」もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo