ヤブムラサキは、葉を触ると柔らかい毛が感じられる木です。秋には紫色の実がなり、よく似たムラサキシキブ(Callicarpa japonica)より花が葉の陰に隠れやすいです。

姿・形

育つ姿
秋に葉を落とす低木です。
葉
向かい合ってつく葉には柔らかい毛が多く、裏側は特にふんわりしています。
花
淡い紫色の小花が葉の付け根に集まり、葉の陰で見えにくいことがあります。
花の時期
日本では6~7月ごろに咲きます。
実
丸い実は9~11月に紫色に熟します。

間違えやすい生き物

ムラサキシキブCallicarpa japonica

ヤブムラサキの葉は柔らかな毛でふわふわし、花は葉の下側に隠れがちです。ムラサキシキブの葉はそこまで柔らかくなく、花は上からも見えやすいです。

間違えやすい理由どちらも向かい合う葉と紫色の実をつけます。

コムラサキCallicarpa dichotoma

コムラサキ(Callicarpa dichotoma)は実がたくさんついて目立ちます。ヤブムラサキは葉や枝の柔らかい毛を確かめると区別の助けになります。

間違えやすい理由どちらも秋に紫色の実がなります。

イヌムラサキシキブCallicarpa × shirasawana

ヤブムラサキとムラサキシキブの中間の姿を示し、葉の毛も似る場合があります。写真だけでは確実に区別できないことがあります。

間違えやすい理由イヌムラサキシキブ(Callicarpa × shirasawana)は、ヤブムラサキとムラサキシキブを親とする自然のです。

紫の実をつける3種
葉花・実
ヤブムラサキ柔らかい毛が多いです花が葉の陰に隠れやすいです
ムラサキシキブふわふわしません花が上から見えやすいです
コムラサキ葉の毛だけでは決めません実つきがよいです

すむ場所

よく見られる場所
  • 山の林
  • 林の縁
分布
日本では本州の東北地方以南、四国、九州に分布します。
花の時期

6〜7月に咲きます

花 6〜7月 · 実 9〜11月

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
ヤブムラサキ(Callicarpa mollis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo