セイヨウミツバチは日本の養蜂で主に飼われるミツバチです。明治時代に導入され、在来のニホンミツバチとともに日本の花を訪れます。女王蜂と多くの働き蜂が一つの巣で暮らします。

間違えやすい生き物

トウヨウミツバチApis cerana

日本で見られるニホンミツバチは、腹の先まで白っぽい細い帯が4本見え、セイヨウミツバチではふつう3本です。拡大した後ろの羽では、ニホンミツバチに短いがあり、セイヨウミツバチではほぼ消えています。

間違えやすい理由どちらも花に来るミツバチです。

ナミハナアブEristalis tenax

ハチのように見えますが、羽は左右に1枚ずつの1対で、目が大きく見えます。

間違えやすい理由花で蜜を吸う姿が似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 養蜂場
  • 花畑
  • 果樹園
  • 公園
  • 田畑
分布
もともとはアフリカ・ヨーロッパ・中東にすんでいたミツバチで、人に飼われて世界中に広がりました。日本では養蜂家の巣箱で飼われ、花のある畑や公園にも飛んできます。
記録される時期

一年中、毎年記録されています

日本での観察1,258件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
花から蜜と花粉を集めます。蜜ははちみつとして蓄え、花粉は幼虫を育てるのに使います。
群れの暮らし
一つの巣に、卵を産む女王蜂、メスの働き蜂、オスの雄蜂がいます。働き蜂は「8の字ダンス」で、食べ物のある方向と距離を仲間に伝えます。

繁殖と一生

繁殖期
春から夏に群れが大きくなると、元の女王蜂が働き蜂の一部を連れて巣を出て、新しい巣をつくる「」をします。
寿命
女王蜂は数年生きることがあります。働き蜂は活動の盛んな季節には数週間、越冬する働き蜂は数か月生きることがあります。

注意すること

注意すること
働き蜂が人を刺すと、返しのある針が皮膚に残り、蜂が死ぬことがあります。

名前と分類

名前について
在来のニホンミツバチは別種のトウヨウミツバチ(Apis cerana)のです。養蜂で広く使われるイタリアン(Apis mellifera ligustica)や、体色の黒っぽい亜種(Apis mellifera mellifera)もセイヨウミツバチの仲間です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
日本ではスズメバチ類が巣を襲うことがあります。セイヨウミツバチはニホンミツバチのように熱で相手を包み込む防御行動をしません。

文化と話題

文化と話題
  • 果物や野菜など、多くの作物の受粉を助けています。
セイヨウミツバチ(Apis mellifera)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo