ニッポンヒゲナガハナバチは、オスの触角が体と同じくらい長く伸びる、春のハナバチです。本州・四国・九州などにすみ、土の中に巣を作ります。

姿・形

姿
体長はオス約12mm、メス約14mmで、ミツバチとほぼ同じ大きさです。体は黒く、頭と胸は黄褐色の毛に覆われ、腹部は短い卵形で毛の帯があります。

間違えやすい生き物

シロスジヒゲナガハナバチEucera spurcatipes

体の特徴がとてもよく似ていて、飛んでいる姿や写真だけでは見分けられません。

間違えやすい理由同じ属で、同じ春の時期に現れます。

セイヨウミツバチApis mellifera

触角がとても長ければ本種のオスです。メスはミツバチの働きバチに似ていますが、腹部が短い卵形で、胸は黄褐色の毛に覆われています。

間違えやすい理由大きさがミツバチとほぼ同じで、メスは触角が短いからです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 川やため池の堤
  • 林縁
分布
本州・四国・九州のほか、屋久島・種子島にも分布します。国外では朝鮮半島にもいます。
好む環境
春に平地から丘陵地の花を訪れます。
見られる時期

日本の場合

活動 4〜5月

暮らし

活動
成虫は4〜5月に見られます。オスは蜜を吸いながら1秒もたたずに次々と花を移り、メスはややゆっくり回って花粉を集めます。
感覚
触角が極端に長いのはオスだけで、体の長さに匹敵します。

繁殖と一生

巣
地中に巣を作ります。
幼虫
幼虫は親が集めた花粉と蜜を食べて育ちます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
愛媛県松山市のレッドデータブックではです。松山市では1960年代まで平地のレンゲ畑に多くいましたが、1970年代からの強い殺虫剤の普及や都市化、レンゲ畑の消失で、いまは山間部に限られています。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ニッポンヒゲナガハナバチ(Eucera nipponensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo