ヒメウラナミジャノメは、金色の縁どりがある小さな目玉模様が後ろばねの裏に並ぶ、小型で茶色のジャノメチョウです。日本各地の草地や林のふちで広く見られますが、都市の中心部にはあまりいません。よく似たウラナミジャノメとは、後ろばねの目玉模様の数で見分けられます。

姿・形

姿
地味な茶色のはねに、金色の縁どりがある黒い目玉模様があります。後ろばねの裏の目玉模様はふつう5つですが、6〜8つの個体もいます。

間違えやすい生き物

ウラナミジャノメYpthima multistriata

後ろばねの裏の目玉模様を数えます。ヒメウラナミジャノメはふつう5つ、ウラナミジャノメは3つです。はねを開くと、後ろばねの表の目玉模様がヒメウラナミジャノメは2つ、ウラナミジャノメは1つです。

間違えやすい理由同じ属で、大きさも裏の模様もよく似ています。ウラナミジャノメは数が少なく、環境省レッドリストで絶滅危惧II類です。

ヒメジャノメMycalesis gotama

ヒメジャノメは後ろばねの裏をまっすぐ横切る白い帯があります。ヒメウラナミジャノメは帯がなく、金色の縁どりがある小さな目玉模様が並びます。

間違えやすい理由どちらも裏に目玉模様がある地味な茶色のチョウで、幼虫はの草を食べます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草地
  • 林のふち
分布
日本では北海道から屋久島まで分布します。国外では朝鮮半島、中国、ロシア沿海地方、千島列島にもいます。
好む環境
暗すぎる林は好みません。都市の中心部ではほとんど見られません。

暮らし

活動
成虫は春から秋の半ばごろまで見られます。
冬越し
幼虫で冬を越します。

繁殖と一生

幼虫の食草
ススキ、チヂミザサなどのイネ科植物です。

文化と話題

文化と話題
  • 学名の argus は、ギリシャ神話に出てくる百の目をもつ巨人アルゴスにちなむといわれます。たくさんの目玉模様にぴったりの名前です。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo