ヤダケは長い葉を茂らせるのササ類で、本州・四国・九州の平地や山地に見られます。硬くまっすぐな茎が矢の軸に使われたことから、この名が付きました。

姿・形

姿
茎は硬く直立し、白っぽい竹皮が長く残る姿が目立ちます。
育つ姿
高さ3~5 mほどになり、を横へ伸ばして密に茂ります。
葉
葉は長さ15~37 cmほどで毛がほとんどなく、表は濃い緑色で裏は淡い色です。

間違えやすい生き物

スズタケSasamorpha borealis

スズタケ(Sasamorpha borealis)は高さ1.5~2 mほどで、太平洋側のブナ林の下層に生え、茎の上の方で枝分かれします。ヤダケは3~5 mほどになり、長い葉と残りやすい竹皮が目立ちます。

間違えやすい理由どちらも山地で群れて生える中型のササ類です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 平地
  • 山地
  • 庭
分布
日本では本州・四国・九州に分布します。日本海側の一部では、矢を作るために植えられたものが起源と考えられています。

育て方

育て方
地下茎で広がるため、庭では広がる範囲を管理する必要があります。
増やし方
主に地下茎を伸ばして新しい茎を出し、株を広げます。

名前と分類

名前について
古い資料ではArundinaria japonicaという学名が使われることがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
庭などに植えたヤダケが、管理されないまま落葉樹林へ広がることがあります。
ヤダケ(Pseudosasa japonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo