オオイヌノフグリは、早春の道端に小さな青い花を咲かせる外来の草です。1887年に東京で確認され、大正時代初めまでに全国へ広がりました。

姿・形

育つ姿
茎が地面をはい、先だけが立ち上がるで、長さは15~30cmほどです。全体に毛があります。
葉
下の1~2対の葉は向かい合い、それより上では互い違いにつきます。葉の縁には不ぞろいなぎざぎざがあります。
花
葉の付け根ごとに、直径約1cmのコバルト色の花が一つずつ咲きます。花は深く4つに分かれて平らに開きます。
花の時期
日本では主に3~4月に咲きます。
実
果実は幅広いハート形で、縁に長い毛があり、熟してもに包まれています。

間違えやすい生き物

イヌノフグリVeronica polita lilacina

オオイヌノフグリは青い花が直径約1cmあります。イヌノフグリの花は直径3~4mmほどで、淡い紅白色です。

間違えやすい理由どちらも地面近くに広がり、葉の付け根に小さな花をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 果樹園
  • 道端
  • 空き地
分布
現在は日本のほぼ全国に定着しています。
好む環境
肥沃な場所を好みますが、土の湿り気や種類への適応幅は広いです。
花の時期

3〜4月に咲きます

花 3〜4月

繁殖と一生

増え方
虫が訪れなくても、花が閉じるときにをして種子を作れます。
種の広がり方
種子は雨や動物によって運ばれます。

名前と分類

名前について
以前はゴマノハグサ科に分類されましたが、今はオオバコ科とされます。Pocilla persicaという以前の学名もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
在来のイヌノフグリやほかの草、農作物、芝と競合するとされています。

文化と話題

文化と話題
  • 名前の「大」は、小さな花を咲かせるイヌノフグリとの比較から付きました。
オオイヌノフグリ(Veronica persica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo