ジョロウグモは、日本の人家の周辺から山地まで広く見られ、秋に大きな網が目立つクモです。成体の雌は腹部の背中側に黄色と青緑色の帯、腹側に赤い模様があり、雄は小さく褐色です。

姿・形

姿
雌の体長は20~30mmほどで、腹部の背面に黄色と青緑色の帯があり、腹面には赤い模様があります。雄は6~10mmほどで黒褐色です。

間違えやすい生き物

ナガコガネグモArgiope bruennichi

ナガコガネグモは細長い腹部に黄・黒・白の帯があり、草地の低い場所に円い網を張ります。ジョロウグモは腹面の赤い模様と、樹木の間に張る複雑な金色の網が目立ちます。

間違えやすい理由どちらも黄黒模様の大きな雌が網にいます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • 河川敷
  • 公園
  • 人家周辺
分布
北海道を除く日本の広い範囲に分布します。
好む環境
樹木の間や軒下など、広い網を張れる場所を利用します。
記録される時期

毎年5月〜1月に記録されています · 記録が特に多いのは9〜10月

活動 9〜11月

日本での観察3,541件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
網にかかった昆虫を捕食します。
活動
日本では9~11月に成熟した雌と大きな網がよく目立ちます。

繁殖と一生

繁殖期
秋に成熟し、雌は秋に産卵します。
巣
樹皮や建物などに白い糸で包んだをつけます。卵は冬を越し、翌年5月ごろにふ化します。

注意すること

注意すること
毒は弱く、人への影響は小さいとされています。

名前と分類

名前について
以前はNephila clavataと呼ばれていました。としてTrichonephila clavata caerulescensも分けられています。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 英語名のJoro spiderは、日本語名ジョロウグモの音から広まりました。
ジョロウグモ(Trichonephila clavata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo