アカスジキンカメムシは、金属光沢のある緑色の体に赤い筋があるカメムシです。日本では平地から山地の林の縁に暮らし、落ち葉の下でのまま冬を越します。

姿・形

姿
成虫は体長16~20mmほどで、丸みのある盾形です。金緑色の地に赤い筋がありますが、青黒い地色や橙色に近い筋の個体もいます。 背中の大きな板が腹部と翅の大部分を覆います。

間違えやすい生き物

ニシキキンカメムシPoecilocoris splendidulus

ニシキキンカメムシも金属光沢がありますが、紫赤色の帯模様が見えます。アカスジキンカメムシは赤い筋模様が目立ちます。

間違えやすい理由同じ属で、大きさと光沢のある模様がよく似ています。

ルリクチブトカメムシZicrona caerulea

ルリクチブトカメムシは体長6~8mmほどと小さく、全身が濃い青色で赤い筋がありません。アカスジキンカメムシは16~20mmほどで、緑色の地に赤い筋があります。

間違えやすい理由どちらも光の当たり方で青や緑に輝きます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • 雑木林
  • 食樹の周辺
分布
日本では本州・四国・九州に分布し、平地から山地の林や住宅地に近い緑地でも見られます。国外では朝鮮半島や台湾など東アジアに分布します。
好む環境
汁を吸う木があり、冬に幼虫が隠れる落ち葉のある環境を利用します。
見られる時期

日本の場合

活動 6〜10月

暮らし

食べ物
成虫と幼虫はさまざまな木の枝や果実に口を差し込み、汁を吸います。
活動
日本では6月ごろに新しい成虫が現れ、秋まで見られます。
群れの暮らし
幼虫は食樹の葉や果実に数匹が集まることがあります。
冬越し
落ち葉の下で幼虫のまま冬を越します。

繁殖と一生

幼虫
さなぎにならず、卵から5段階の幼虫を経て成虫になります。
幼虫の食草
ミズキやキブシなど、複数の広葉樹を食樹として利用します。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
アカスジキンカメムシ(Poecilocoris lewisi)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo