コガネグモは腹部に黄色と黒の太い横縞がある大きなクモで、鹿児島県姶良市加治木町のクモ合戦で戦わせるクモとして知られています。網の中央で脚を2本ずつそろえてX字形に広げ、網にもX字形の白い帯をつけます。
姿・形
- 姿
- 雌は体長20〜30mmとクモとしては大型で、幅の広い腹部に黄色と黒の横縞があります。雄は5〜8mmほどと小さく、茶色一色です。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 草地
- 林縁
- 里山
- 田畑の周り
- 分布
- 本州(岩手県以南)、伊豆諸島、南西諸島などに分布します。国外では朝鮮半島、中国、台湾にいます。
- 好む環境
- 日当たりのよい草地や林縁の木や草の間にを張ります。
暮らし
- 食べ物
- 網にかかった昆虫を食べます。アブラゼミのような大きなセミがかかることもあります。
- 活動
- 網の中央に頭を下にしてとまります。獲物がかかると駆け寄ってかみつき、獲物を回しながら糸で包んで網の中央へ運んで食べます。
繁殖と一生
- 巣
- 雌は卵を糸で包んだを作り、網の端につるします。
- 寿命
- 年1回発生し、雌は初夏に成体になり、成体は秋までに死にます。秋に卵からかえった子グモは、糸を使って風に乗って散らばります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 全国のレッドリストには載っていませんが、草地の減少を理由に、愛知県のように準絶滅危惧とする県もあります。
文化と話題
- 文化と話題
- 加治木のくも合戦は毎年6月の第3日曜日に開かれ、雌のコガネグモを横棒の上で戦わせます。島津義弘が文禄・慶長の役の陣中で兵士を励ますためにコガネグモを戦わせたのが始まりと伝えられています。
- サンバソウグモ、ヨロブリグモなどの別名があり、地方によってはジョロウグモとも呼ばれますが、ジョロウグモは別種です。
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