ツルノイバラは、ノイバラによく似た白い花を咲かせ、茎が地面をはうように伸びる野生のバラです。ロシア極東、中国東北部、朝鮮半島に分布し、日本には自生していません。

姿・形

育つ姿
落葉低木で、茎は立ち上がらず地面に伏せたり寄りかかったりして伸び、地面についた茎から根を出します。細くて少し曲がったとげがあります。
葉
小葉はふつう7〜9枚で、長さ2.4〜5cm、毛がなくつやがあります。
花
直径3〜5.5cmの香りのある白い花が、2〜9輪ほど集まって咲きます。韓国では5月末〜6月に咲きます。
実
秋に長さ1cmほどの卵形〜球形の実が、橙色から赤色に熟します。

間違えやすい生き物

ノイバラRosa multiflora

ノイバラはのふちが櫛の歯のように深く裂け、葉につやがなく、とげは太くて対になってつきます。花も直径1.5〜4cmと小さく、円錐状にたくさん集まって咲きます。

間違えやすい理由白い花と赤い実がよく似ていて、一緒に生える場所では雑種もできます。

テリハノイバラRosa luciae

テリハノイバラは小葉が0.5〜2.5cmと小さく、厚い革のような質感です。花柄が短く、花柱に毛があります。

間違えやすい理由どちらも茎が地面をはい、つやのある葉に白い花を咲かせるためです。韓国でも名前の似た両種がよく取り違えられてきました。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • やぶ
  • 湿った草地
  • 川岸
分布
ロシア極東、中国東北部、朝鮮半島に分布します。日本には自生しません。
好む環境
韓国では、湿った土地の林縁ややぶ、草地、湿地林、川岸など、湿り気のある場所に生えます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ツルノイバラ(Rosa maximowicziana)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo