ネズミハゴロモは北アメリカ原産のハゴロモの仲間で、日本では2022年に本州中部で初めて確認された外来種です。ヨーロッパや韓国では果樹や街路樹の害虫として広がっています。

姿・形

姿
成虫は体長5.5〜8mmのくさび形で、体が白いろう状の粉に覆われて灰色〜灰褐色に見えます。目は黄色っぽい色です。

間違えやすい生き物

チュウゴクアミガサハゴロモPochazia shantungensis

チュウゴクアミガサハゴロモは翅が濃い褐色〜黒色で幅が広く、前翅の前縁に白い楕円形の斑点があります。ネズミハゴロモはより小さく、白い粉をかぶった灰色です。

間違えやすい理由どちらも近年広がっている外来のハゴロモ類で、幼虫が白いろう物質を出します。

アオバハゴロモGeisha distinctissima

アオバハゴロモの成虫は淡い青緑色の翅を立ててとまります。ネズミハゴロモは灰色〜灰褐色です。

間違えやすい理由幼虫が白い綿のようなろう物質をまとう姿がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 果樹園
  • 農地
  • 林縁
  • 公園・街路樹
分布
原産地は北アメリカです。ヨーロッパ各地と韓国に定着しています。日本では本州中部で記録されていますが、分布は限られています。
好む環境
果樹、街路樹、つる植物、庭木など、非常に多くの植物の汁を吸います。

暮らし

食べ物
幼虫も成虫も枝や葉から汁を吸います。
群れの暮らし
枝に何匹も並んで群れでとまっていることが多く、触れるとはねて逃げます。
冬越し
雌が樹皮の中に卵を産み、卵で冬を越します。年に1回発生します。

繁殖と一生

幼虫
春にふ化した幼虫は、白い綿のようなろう物質で体と枝を覆います。

注意すること

注意すること
人を刺したりかんだりしません。汁を吸うときに出す甘い排泄物()に、が発生することがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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ネズミハゴロモ(Metcalfa pruinosa)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo