アオバハゴロモは、翅を屋根のように立ててとまる淡い緑色の小さな虫です。北海道を除く各地の林にふつうに見られ、夏の後半から秋に成虫が現れます。幼虫は白いロウで体を覆い、植物の上に群がります。
姿・形
- 姿
- 体長は5.5~7mm、翅の先までは9~11mmほどです。全身が淡い緑色で、前翅は水色がかった緑色、先がわずかに赤みを帯びます。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 照葉樹林
- 林縁
- 庭木
- 分布
- 本州から琉球列島にかけての各地に分布します。北海道にはいません。国外では台湾・中国、朝鮮半島にも分布します。
- 好む環境
- 主ににすみ、高い山では少なくなります。
- 見られる時期
日本の場合
活動 8〜10月
暮らし
- 食べ物
- 多くの植物の茎から汁を吸います。クリ・クワ・イチジク・サクラ・チャなどでは害虫とされ、ミカン類ではをうつすことがあります。
- 活動
- 細い茎に何匹も並んでとまっていることが多いです。ゆっくり歩き、驚くと跳ねて飛び去ります。
- 冬越し
- 卵で冬を越します。卵は枯れ枝などの皮の下に産みつけられます。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 年1回発生し、成虫は夏から秋に見られます。
- 幼虫
- 幼虫は5月ごろにふ化し、白いロウ物質で体を覆って植物の上に群がります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 地域によって「ハトムシ」「ハトポッポ」「ポッポ」などの呼び名があります。白いロウをまとった幼虫は「しらこばば」とも呼ばれます。
- 属名 Geisha は「芸者」に由来し、翡翠色の前翅や紅色の翅先、乳白色の後翅の美しさからの連想と考えられています。
- 子どもがつついて、翅をぱたぱたさせる様子を見て遊ぶことがあります。
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