ヨーロッパノスリは、ヨーロッパと中央アジアに広く分布するノスリの仲間の猛禽類で、ヨーロッパではごく普通に見られます。日本のノスリとよく似ていて、以前は同じ種に含められていましたが、今は別種とされることが多くなっています。日本でふつうに見られるのはノスリのほうです。
姿・形
- 姿
- 全長40〜58cm、翼を広げると109〜140cmほどの中型の猛禽類です。羽色は濃い褐色からほぼ白まで個体差が大きいです。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 森林
- 草原
- 農耕地
- 湿原
- 分布
- ヨーロッパ各地、トルコ、コーカサス、中央アジアで繁殖し、アフリカ、中東、南アジアで冬を越します。一部の地域ではです。
- 好む環境
- 主に標高2500m以下の森林、低木林、草原、湿原、湖沼、農耕地にすみ、開けた場所で狩りをします。
- 移動
- 亜種vulpinus(英名Steppe Buzzard)は長距離を渡り、主にアフリカ東部・南部で冬を越します。
暮らし
- 食べ物
- 主にネズミなどの小型哺乳類を食べます。地域によっては昆虫などの無脊椎動物が主食になります。
繁殖と一生
- 巣
- 森林の縁の木に巣を作ります。
- 卵の数
- 1〜5個(ふつう2〜3個)
- 抱卵
- 約34日
- 巣立ち
- 44〜52日
名前と分類
- 名前について
- 日本のノスリ(Buteo japonicus)は、以前はこの種の亜種とされていましたが、今は別種として扱われることが多くなっています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
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