ヨーロッパノスリは、ヨーロッパと中央アジアに広く分布するノスリの仲間の猛禽類で、ヨーロッパではごく普通に見られます。日本のノスリとよく似ていて、以前は同じ種に含められていましたが、今は別種とされることが多くなっています。日本でふつうに見られるのはノスリのほうです。

姿・形

姿
全長40〜58cm、翼を広げると109〜140cmほどの中型の猛禽類です。羽色は濃い褐色からほぼ白まで個体差が大きいです。

間違えやすい生き物

ノスリButeo japonicus

どちらも羽色の個体差が大きく、写真では見分けるのがとても難しいです。日本でふつうに見られるのはノスリのほうです。

間違えやすい理由かつて同じ種とされていたほど姿が似ています。

ケアシノスリButeo lagopus

ケアシノスリはやや大きく翼が長く、足が指の近くまで羽毛で覆われています。尾の付け根が白く、先のほうに太い黒帯があり、翼の下の手首の黒斑もはっきりしています。をよくします。

間違えやすい理由同じノスリ属で、体形や飛び方が似ています。

トビMilvus migrans

ノスリの仲間は尾が短く、先が扇のように丸く広がり、トビは尾の先が浅く切れ込んだ形です。

間違えやすい理由大きさや褐色の体色が似ていて、空を旋回する姿も似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 森林
  • 草原
  • 農耕地
  • 湿原
分布
ヨーロッパ各地、トルコ、コーカサス、中央アジアで繁殖し、アフリカ、中東、南アジアで冬を越します。一部の地域ではです。
好む環境
主に標高2500m以下の森林、低木林、草原、湿原、湖沼、農耕地にすみ、開けた場所で狩りをします。
移動
亜種vulpinus(英名Steppe Buzzard)は長距離を渡り、主にアフリカ東部・南部で冬を越します。

暮らし

食べ物
主にネズミなどの小型哺乳類を食べます。地域によっては昆虫などの無脊椎動物が主食になります。

繁殖と一生

巣
森林の縁の木に巣を作ります。
卵の数
1〜5個(ふつう2〜3個)
抱卵
約34日
巣立ち
44〜52日

名前と分類

名前について
日本のノスリ(Buteo japonicus)は、以前はこの種の亜種とされていましたが、今は別種として扱われることが多くなっています。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ヨーロッパノスリ(Buteo buteo)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo