ハスジカツオゾウムシは、ヨモギやアザミなどキク科の植物につく細長いゾウムシです。黒い体を灰白色の毛がおおい、前翅に斜めの帯模様があります。幼虫が茎の中を食べるため、露地栽培のキクの害虫としても知られています。

姿・形

姿
両端が細くなるです。体は黒く、灰白色の短い毛が生えていて、前翅には斜めの黒い帯があり、左右が中央でつながります。羽化したばかりの個体は全身がオレンジ色の細かな毛におおわれ、別の種のように見えます。

間違えやすい生き物

カツオゾウムシLixus impressiventris

カツオゾウムシには前翅の斜めの帯模様がなく、全身が橙褐色の粉におおわれます(粉はしだいに落ちます)。イタドリやミゾソバなどタデ科の植物にいることが多いです。

間違えやすい理由同じ属で体形がほぼ同じうえ、羽化直後のハスジカツオゾウムシもオレンジ色の毛におおわれています。

すむ場所

分布
本州・四国・九州に分布し、朝鮮半島や中国にもいます。
見られる時期

日本の場合

活動 4〜6月

暮らし

食べ物
成虫はキク科植物の葉を食べ、幼虫は茎の中のを食べて育ちます。
活動
年1回発生し、成虫は4月ごろから現れて5~6月に最も多くなります。成虫は長生きで、産卵期間も長めです。

繁殖と一生

幼虫
幼虫は足がなく乳白色で、頭は赤褐色です。雌が茎の根元に1個ずつ卵を産みつけ、幼虫は茎の中を食べ進んで地際から地下の部分を食害します。食べられた部分はこぶのようにふくらむことが多いです。
幼虫の食草
ヨモギやアザミなどのキク科植物で、栽培されるキクにもつきます。ゴボウやソバで被害が出た記録もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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ハスジカツオゾウムシ(Lixus acutipennis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo