イヌツゲは日本の草地や林の縁に生える常緑の低木です。ツゲに似た小さな葉は枝に互い違いにつき、雌株は秋に黒い実をつけます。

姿・形

姿
細かな枝と小さな葉が密につくです。刈り込みに耐えるため、生け垣や丸い樹形に整えて植えられます。
葉
葉は小さく厚みがあり、枝に互い違いにつきます。縁には低く丸いがあります。
花
小さな白っぽい花が咲きます。雄花と雌花はふつう別々の株につきます。
花の時期
九州では5〜6月に花が咲きます。
実
雌株は花粉を受けると、秋に紫黒色の実をつけます。

間違えやすい生き物

ツゲBuxus microphylla

ツゲの葉は枝の同じ位置に二枚ずつ向かい合ってつきます。イヌツゲの葉は一枚ずつ互い違いにつき、雌株には黒い実ができます。

間違えやすい理由どちらも小さな常緑の葉が密につき、生け垣や庭木に使われます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草地
  • 林縁
  • 庭・生け垣
分布
日本では北海道から九州まで見られます。種全体は東アジアの温帯域からヒマラヤ東部にも自生します。
花の時期

5〜6月に咲きます

花 5〜6月 · 実 10月

繁殖と一生

増え方
で、雄花と雌花は別々の株につきます。

名前と分類

名前について
イヌツゲには基準変種と、地面をはうように育つ変種のハイイヌツゲ(Ilex crenata radicans)があります。
品種といろいろな姿
園芸品種には、直立する形、丸くまとまる形、低く横に広がる形などがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 名前の「イヌ」は、ツゲに似ていても質が劣るという意味だとされています。
イヌツゲ(Ilex crenata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo