ツゲは、細かい葉が密に茂り、生け垣にも櫛の材料にも使われる木です。葉が枝で向かい合ってつくので、よく似たイヌツゲ(Ilex crenata)との見分けに役立ちます。

姿・形

育つ姿
一年中葉をつける低木で、枝は細かく分かれます。
葉
小さく厚い葉が枝に向かい合ってつき、表面にはつやがあります。
花
淡い黄色の小さな花がまとまって咲きます。
花の時期
日本では3~4月ごろに咲きます。
実
果実は熟すと割れて、黒く光る種子が出ます。日本では10月ごろに熟します。

間違えやすい生き物

イヌツゲIlex crenata

ツゲの葉は枝に向かい合ってつきますが、イヌツゲの葉は交互につきます。

間違えやすい理由どちらも小さな葉が茂る常緑の庭木です。

セイヨウツゲBuxus sempervirens

セイヨウツゲ(Buxus sempervirens)は葉が大きめのことが多いですが、園芸品種には幅があります。葉の写真だけでは決めにくい場合があります。

生け垣で似る3種類
葉のつき方見分ける手がかり
ツゲ向かい合います葉が小さめです
イヌツゲ交互につきます葉の縁に小さな丸いギザギザがあります
セイヨウツゲ向かい合います葉が大きめですが、園芸品種では重なります

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地
  • 庭・生け垣
分布
日本では本州中南部、四国、九州に分布します。庭木としても植えられます。
花の時期

3〜4月に咲きます

花 3〜4月 · 実 10月

名前と分類

名前について
ツゲは Buxus microphylla var. japonica という名前でも記録されてきました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 硬くて目の詰まった材は、櫛や印材に使われます。
  • 枝を刈り込んで盆栽にも仕立てます。
ツゲ(Buxus microphylla)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo