タイワンアサマツゲは、中国中南部、台湾、韓国、日本に分布するツゲ科の常緑の低木〜小高木で、日本では南西諸島と岡山県・広島県に自生します。日本のツゲ(Buxus microphylla)とごく近い仲間で、ツゲの亜種とされることもあります。韓国では、この種に含まれる型が生垣や花壇の縁取りとしてよく植えられています。
姿・形
- 葉
- 葉はし、厚く光沢があって縁はなめらかです。韓国の型では長さ1〜2cmほどで、冬に黄色や褐色を帯びることがあります。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 石灰岩地
- 生垣・庭
- 分布
- 中国中南部、台湾、韓国、日本に分布します。日本では、南西諸島に自生するタイワンアサマツゲ(var. sinica)と、岡山県・広島県に自生するチョウセンヒメツゲ(var. insularis)がこの種に含まれます。
- 好む環境
- 野生では標高600〜2,600mほどのさまざまな環境に生えます。
育て方
- 育て方
- 刈り込みに強く、生垣や盆栽に広く使われます。
名前と分類
- 名前について
- 中国語の「黄楊」はこの種を指し、日本のツゲは「小葉黄楊」と書き分けられます。Buxus sinica を独立した種とする扱いと、Buxus microphylla の亜種(subsp. sinica)とする扱いがあります。チョウセンヒメツゲ(var. insularis)も、日本の資料ではツゲと同じ Buxus microphylla の変種として扱われますが、最近の分類ではこの種(Buxus sinica)の変種とされています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
- 現状
- 日本国内の評価では、タイワンアサマツゲ(var. sinica)が絶滅危惧IA類、チョウセンヒメツゲ(var. insularis)が準絶滅危惧とされています。
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