キバノロは、雌雄とも角がなく、特に雄の上あごから長い牙がのぞくシカです。中国と朝鮮半島に自然分布し、日本の野生動物ではありません。

姿・形

姿
雌雄とも角がありません。雄では上あごの牙が長く曲がり、口の外から見えます。
声
危険を感じると短くほえるような声を出します。

すむ場所

よく見られる場所
  • ヨシ原
  • 河川沿い
  • 湿った草地
  • 農地
分布
中国と朝鮮半島に自然分布し、イギリスにはされたがいます。日本には自然分布していません。
好む環境
背の高い草や低木が隠れ場所になる環境を利用し、水辺にもよく現れます。

暮らし

食べ物
若い草やヨシなどを選んで食べる草食性です。
活動
密な草の中に静かに隠れ、泳いで移動することもできます。
群れの暮らし
大きな群れをつくらず、単独またはつがいで見られることが多いです。

繁殖と一生

繁殖期
中国では11月から1月に交尾し、多くの子が5月から6月に生まれます。
妊娠期間
妊娠期間は約170~210日です。
一度に産む子の数
通常は2~3頭ほどを産みますが、より多い例もあります。

名前と分類

名前について
朝鮮半島の個体群はHydropotes inermis argyropus、中国の個体群はHydropotes inermis inermisとして区別されます。

保全状況

IUCNレッドリスト
VU危急野生での絶滅の危険が高いです
現状
韓国では多い一方、中国では減少しており、地域によって状況が大きく異なります。
キバノロ(Hydropotes inermis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo