サルスベリは夏の街路や公園で、縮れた花を次々に咲かせる木です。なめらかな幹は樹皮がはがれてまだら模様になり、「サルスベリ」という名前の由来にもなっています。中国などアジアに分布し、日本では庭木として親しまれています。

姿・形

育つ姿
冬に葉を落とす樹木で、高さは3〜10mほどになります。樹皮が薄くはがれて、淡い褐色の地に白っぽいまだら模様が出ます。
葉
葉は楕円形で、秋には赤や橙に色づきます。
花
新しい枝の先に、赤・ピンク・白・紫の花がまとまって咲きます。花びらは縮れていて、ちりめんのような質感です。一つひとつの花は短命ですが、つぼみが次々に開くので長く咲いて見えます。
花の時期
花はおもに7〜9月に咲き、10月ごろまで見られることもあります。
実
丸い実が秋に熟し、6つに裂けます。

間違えやすい生き物

シマサルスベリLagerstroemia subcostata

シマサルスベリの花は白色で、サルスベリより小さめです。サルスベリにも白花の品種があるため、花の色だけでは決めにくいです。

間違えやすい理由どちらも樹皮がはがれてなめらかな幹になります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭園
  • 公園
  • 街路
分布
中国などアジアに分布します。日本では庭や公園、街路に広く植えられています。
好む環境
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
花の時期

7〜10月に咲きます

花 7〜10月

繁殖と一生

種の広がり方
裂けた実から翼のある種子が出て、風で散ります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 俳句では「百日紅」を夏のとして使います。
  • 「百日紅」という漢字は、花が長く咲くことを表しています。
サルスベリ(Lagerstroemia indica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo