ルリシジミは、公園から山地まで見られ、春早くから秋まで何度も現れる身近な青いチョウです。翅の表の瑠璃色と、裏の白っぽい地に散る小さな黒点が目印です。

姿・形

姿
翅を開いた幅は25~35mmほどです。雄の表は青藍色で、雌は外縁の褐色の帯が太く、裏面は灰白色に小さな褐色の斑があります。
季節による姿
春から秋まで年に数回発生します。

間違えやすい生き物

スギタニルリシジミCelastrina sugitanii

ルリシジミの翅裏はより白っぽく見えます。スギタニルリシジミは翅裏が暗い灰色で、体の毛も多いですが、写真だけでは識別が難しい場合があります。

間違えやすい理由大きさと青い翅、裏面の黒点がよく似ています。

ツバメシジミCupido argiades

ツバメシジミには後翅の細い尾状突起と橙色の斑があります。ルリシジミには尾状突起がありません。

間違えやすい理由どちらも小さく、雄の翅表が青いチョウです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁・雑木林
  • 公園
  • 人里・山道
分布
北海道、本州、四国、九州に広く分布し、屋久島や種子島でも見られます。
好む環境
低地から山地までの明るいや、花のある公園の木立で見られます。
見られる時期

日本の場合

活動 3〜10月

暮らし

活動
花で蜜を吸い、山道の水たまりでは雄が集まって吸水することがあります。
冬越し
で冬を越します。

繁殖と一生

繁殖期
日本では3~10月ごろに成虫が見られます。
増え方
雌はの花やつぼみに卵を産み、幼虫は花やつぼみを食べます。
幼虫の食草
フジなどのマメ科を中心に、タデ科やブナ科など10科以上の植物を利用します。

名前と分類

名前について
日本の個体群をCelastrina argiolus ladonidesとして扱う分類もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 和名のルリは、雄の翅表に見られる鮮やかな瑠璃色を表しています。
  • 英名Holly Blueは、ヨーロッパで幼虫がセイヨウヒイラギをよく利用することに由来します。
ルリシジミ(Celastrina argiolus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo