フジは、本州・四国・九州の林の縁に生え、庭園や藤棚で育てられるつる性の木です。春には紫色や淡い紅色の花が長い房になって垂れ下がり、房の付け根から先へ順に咲きます。

姿・形

育つ姿
木などに巻き付いて伸びるのつる植物です。
葉
一枚の葉に小さな葉が11~19枚並びます。
花
紫色や淡い紅色の花が長い房になって垂れ下がり、房の付け根から先へ順に咲きます。
花の時期
日本では主に5月ごろに咲きます。
実
平たい豆のさやに短い毛があり、冬に乾くとねじれながら開いて種を飛ばします。

間違えやすい生き物

ヤマフジWisteria brachybotrys

フジの花房は長く垂れ、ヤマフジ(Wisteria brachybotrys)の花房は比較的短いです。花のない時期は、つるが支柱に巻き付く向きが互いに逆かどうかも見ます。

間違えやすい理由どちらも紫の花を付ける日本のフジです。

シナフジWisteria sinensis

フジは花房の付け根から先へ順に咲き、シナフジ(Wisteria sinensis)は花がほぼ一斉に開きます。花のない時期は、つるの巻き付く向きが逆かどうかも確かめます。

間違えやすい理由庭園で見かける紫の房状の花がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • 庭園
  • 藤棚
分布
本州・四国・九州に分布します。平地や低い山の林縁でも見られます。
花の時期

5月に咲きます

花 5月

名前と分類

名前について
ノダフジという名は、大阪の野田というフジの名所にちなみます。白い花の、シロバナフジもあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 丈夫なつるは、昔から繊維や籠などにも利用されてきました。
フジ(Wisteria floribunda)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo