コガネムシは、強い金属光沢をもつ金緑色の甲虫で、漢字では「黄金虫」と書きます。日本各地にいて、成虫は6〜7月に多く現れ、クヌギやナラ、サクラなどの広葉樹の葉を食べます。「コガネムシ」はコガネムシ類全体を指す言葉としても使われます。
姿・形
- 姿
- 体長は17〜23mmほどです。金緑色が基本ですが、赤紫がかったものや、まれに全体が赤紫色・黒紫色のものもいます。
間違えやすい生き物
アオドウガネAnomala albopilosa
アオドウガネは体がずんぐりと丸く、夜に灯火へよく集まります。確実に見分けるには腹側を見ます。コガネムシには前脚の付け根の間に前胸の突起があり、アオドウガネの属するスジコガネ属にはありません(裏返した接写が必要です)。
間違えやすい理由大きさが近く、どちらも緑色の金属光沢があります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 雑木林
- 林の縁
- 分布
- 北海道から九州まで日本各地に分布します。国外では朝鮮半島、台湾、中国、東シベリア、ミャンマーなどにいます。
- 見られる時期
日本の場合
活動 6〜7月
暮らし
- 食べ物
- 成虫はクヌギ・ナラ・サクラなど広葉樹の葉を食べ、幼虫は土の中で植物の根を食べます。
- 冬越し
- 幼虫で冬を越します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 成虫は6〜7月に多く見られます。
- 幼虫
- 幼虫は土の中で暮らし、根を食べて育ちます。卵から成虫になるまで1〜2年かかります。
名前と分類
- 名前について
- 1817年にMelolontha splendensとして記載され、現在はコガネムシ属(Mimela)に入ります。広い意味のコガネムシ類と区別するため「ナミコガネ」という和名もありますが、あまり使われていません。
保全状況
- 脅威
- 幼虫が土の中で植物の根を食べるため、害虫として扱われることがあります。
文化と話題
- 文化と話題
- 野口雨情作詞・中山晋平作曲の童謡『こがねむし』で知られますが、歌の「こがねむし」は方言でチャバネゴキブリを指すという説もあります。
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