フウセンカズラは、紙風船のようにふくらんだ緑の実をつけるムクロジ科のつる植物です。熱帯・亜熱帯の植物で日本の冬を越せないため、一年草として育てられ、家の壁面緑化にも使われます。黒い種には白いハート形の模様があり、属名も「ハートの種」という意味です。

姿・形

育つ姿
で絡みついてのぼるつる植物です。よく茂ると涼しげな印象になります。
葉
葉は互生し、長さ5〜10cmの複葉です。小葉はやわらかく、粗い鋸歯があります。
花
花びらが4mmほどの白い小さな花が、長い柄の先に数個集まって咲きます。
花の時期
夏から秋にかけて咲きます。
実
直径3〜4.5cmほどの三つの稜がある丸い風船状の実です。緑色で、のちに茶色く枯れます。

間違えやすい生き物

ホオズキAlkekengi officinarum

ホオズキはつるにならず立ち上がる草で、袋の中に赤く熟す丸い実がひとつ入ります。フウセンカズラはつるで絡みつき、風船の中にハート模様のある黒い種が入ります。

間違えやすい理由どちらも薄い袋が実を包んでふくらみます。

モクゲンジKoelreuteria paniculata

モクゲンジは大きくなる木で、初夏に黄色い花を咲かせます。フウセンカズラはやわらかいつる植物で、花は小さく白色です。

間違えやすい理由同じムクロジ科で、どちらも袋のようにふくらんだ実の中に丸い黒い種が入ります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭
  • フェンス
  • 家の壁面
分布
世界の熱帯・亜熱帯に広く分布します。日本では観賞用に栽培されます。
好む環境
熱帯では多年草になりますが、日本では冬を越せないので一年草として扱われます。

繁殖と一生

種の広がり方
実の中に黒くなめらかな丸い種が入っています。種には白いハート形の部分があります。

育て方

育て方
花より風船状の実を楽しむために育てられます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 種の白いハート形の部分をサルの顔に見立てて遊ぶことがあります。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

フウセンカズラ(Cardiospermum halicacabum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo