タチバナモドキは、秋に平たい球形のダイダイ色の実をたくさんつけるで、実がタチバナ(橘)に似ていることから名付けられました。中国南西部の原産で、日本には明治時代に渡来し、生け垣や庭木として植えられています。トキワサンザシやカザンデマリと並ぶ「ピラカンサ」の仲間です。

姿・形

育つ姿
常緑低木で、細い枝の先がとげになります。
葉
葉は細長い楕円形で革質です。葉の裏やに毛があります。
花
白い花を5~10個まとめて咲かせます。
花の時期
5~6月に咲きます。
実
実は平たい球形で、11月頃にダイダイ色に熟します。

間違えやすい生き物

トキワサンザシPyracantha coccinea

トキワサンザシは実が赤く熟し、葉は小さくつやがあります。単に「ピラカンサ」というとこの種を指すことが多いです。

間違えやすい理由どちらも「ピラカンサ」の名で生け垣や庭に植えられます。

カザンデマリPyracantha crenulata

カザンデマリは実が赤みがかったオレンジ色で、やや小さめです。10月頃に熟し、翌年の春まで残ります。

間違えやすい理由実の色がオレンジ系で、タチバナモドキと特に紛らわしいです。

「ピラカンサ」と呼ばれる3種の見分け方
実の色実の熟す時期葉日本への渡来
タチバナモドキダイダイ色・平たい球形11月頃細長い楕円形、裏に毛明治時代
トキワサンザシ赤11月頃(翌年1月頃まで残る)小さく革質でつやがある—
カザンデマリ赤みがかったオレンジ・やや小さめ10月頃(翌春まで残る)長楕円形で革質昭和初期

すむ場所

よく見られる場所
  • 生け垣
  • 庭
  • 公園
分布
中国南西部の原産です。日本に自生はなく、庭木や生け垣として植えられています。
好む環境
丈夫で、日当たりがよければ土質を選びません。
花の時期

5〜6月に咲きます

花 5〜6月 · 実 11月

文化と話題

文化と話題
  • 属名 Pyracantha はギリシャ語の「火」と「とげ」を合わせた言葉で、炎のような色の実ととげのある枝にちなみます。

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タチバナモドキ(Pyracantha angustifolia)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo