ケープペンギンは、アフリカで繁殖する唯一のペンギンで、南アフリカ共和国とナミビアの海岸や島にすんでいます。日本では多くの水族館で飼育されていて、身近なペンギンのひとつです。アフリカペンギンとも呼ばれます。

姿・形

姿
体長60〜70cmほどの中型のペンギンです。胸の黒い帯は1本で、目の上にピンク色の皮膚があります。
声
ロバのような大きな声で鳴くため、ジャッカスペンギンとも呼ばれます。

間違えやすい生き物

フンボルトペンギンSpheniscus humboldti

フンボルトペンギンはくちばしの付け根がピンク色です。ケープペンギンのピンク色の皮膚は目の上にあります。どちらも胸の黒い帯は1本なので、写真だけでは見分けにくいことがあります。

間違えやすい理由同じ属で大きさや白黒の模様が似ており、日本の水族館・動物園でどちらもよく見られます。

マゼランペンギンSpheniscus magellanicus

マゼランペンギンは胸の黒い帯が2本、ケープペンギンは1本です。

間違えやすい理由顔や体の白黒模様がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 岩の多い島
  • 海岸
  • 沿岸の海
分布
アフリカ南西部の海岸や島にすみ、ナミビアと南アフリカで、冷たいベンゲラ海流の影響を受ける海域で繁殖します。
いる時期
成鳥はほとんど移動せず、同じ地域で暮らします。

暮らし

食べ物
イワシやカタクチイワシなどの小魚を主に食べ、イカや甲殻類も食べます。

繁殖と一生

巣
巣穴を掘るほか、地面の上や海岸の林に小枝を集めて巣を作ります。
卵の数
卵2個
抱卵
雌雄が交代で38〜41日ほど温めます。
巣立ち
ひなは孵化から2〜4か月ほどで巣立ち、最初の1年を海で過ごしてから繁殖地に戻ってします。

保全状況

IUCNレッドリスト
CR深刻な危機野生では絶滅寸前です
現状
沈没船などから流れ出た油、繁殖地の破壊、餌となる魚の獲りすぎが減少の原因とされています。の附属書IIに掲載されています。

文化と話題

文化と話題
  • 「ケープ」は生息地の南アフリカのケープ地方にちなんだ名前です。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ケープペンギン(Spheniscus demersus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo