ハクウンボク(白雲木)は、5〜6月に大きな丸い葉の下に白い花の房を垂らす落葉樹で、北海道から九州の山地に自生します。名は、白い花が群がって咲く様子を白い雲に見立てたものです。オオバヂシャとも呼ばれます。

姿・形

育つ姿
高さ6〜15mになる落葉小高木です。
葉
葉は互生し、長さ7〜20cm、幅6〜20cmの円形〜広倒卵形と大きいです。縁には細かい鋸歯があり、裏は灰白色のにおおわれます。秋には黄葉します。
花
その年に伸びた枝の先に長さ6〜20cmの花序を垂らし、直径約2cmの白い花を10〜20個ほど、下向きにつけます。花冠は5つに深く裂けます。
花の時期
5〜6月
実
9月ごろに熟します。楕円状の球形で、中に種子が1個入っています。

間違えやすい生き物

エゴノキStyrax japonicus

エゴノキは葉がずっと小さいです。ハクウンボクは葉が大きく丸く、長い花序に多くの花がつきます。

間違えやすい理由同じ属で、下向きに咲く白い花や実がよく似ています。

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コハクウンボクStyrax shiraianus

コハクウンボクは葉が長さ8〜10cmと小さめで、先のほうの鋸歯が粗くなります。花は3〜11個が短い房につくだけなので、10〜20個ほどが長く垂れるハクウンボクとは花の時期に見分けやすいです。

間違えやすい理由同じ属で、丸みのある葉の形がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地の落葉樹林
分布
北海道、本州、四国、九州に分布し、朝鮮半島や中国にも分布します。
花の時期

5〜6月に咲きます

花 5〜6月 · 実 9月

育て方

育て方
庭木や公園樹として植えられ、寺院にもよく植えられます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 花はに使われます。
  • 材は器具材やろくろ細工、将棋の駒、マッチの軸などに使われ、種子からはハクウンボク油がとれます。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ハクウンボク(Styrax obassia)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo