アジアヒキガエルは中国中部・東部にすむヒキガエルです。日本ではのミヤコヒキガエルが宮古諸島の畑や草地で暮らし、9月から翌年3月まで水辺で繁殖します。

姿・形

姿
ミヤコヒキガエルの体長は61~119 mmほどで、ニホンヒキガエルより手足が短く、ずんぐりしています。目の間が広く、水かきが比較的よく発達しています。
声
繁殖場所では、雄が「クックックッ」と聞こえる声で鳴きます。

間違えやすい生き物

ニホンヒキガエルBufo japonicus

ミヤコヒキガエルは手足が短く、目の間が広く、水かきが比較的発達しています。写真だけで迷う場合は、宮古諸島という場所の情報も重要です。

間違えやすい理由どちらも大きくて褐色の、皮膚にいぼが多いヒキガエルです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 低地の畑
  • 草地
  • ため池
  • 防火用水
分布
ミヤコヒキガエルは宮古島、池間島、伊良部島、下地島に自然分布します。大東諸島には農業害虫対策のために持ち込まれ、定着しました。
好む環境
陸上では低地の開けた環境を使い、繁殖には流れのない水場を使います。
時期

日本の場合

繁殖 9月〜3月

暮らし

食べ物
昆虫を中心に、陸上の貝やミミズなど地面で暮らす小さな動物を食べます。

繁殖と一生

繁殖期
ミヤコヒキガエルの繁殖期は9月から翌年3月まで続きます。
増え方
ため池や防火用水などのに集まり、ゼリーに包まれたひも状の卵のかたまりを産みます。オタマジャクシの多くは3月以降にカエルの姿になります。

注意すること

注意すること
皮膚から有毒な粘液を出します。

名前と分類

名前について
日本の個体群は亜種ミヤコヒキガエル(Bufo gargarizans miyakonis)として扱われます。以前はBufo japonicus miyakonisとも呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
ミヤコヒキガエルは環境省第5次レッドリストでは掲載対象外となりましたが、農地改良や開発による減少傾向は続いていると評価されています。
アジアヒキガエル(Bufo gargarizans)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo