チョウセンモミは東アジアの山地に自生する常緑樹です。平たい針のような葉の先が鋭くとがり、触るとちくちくします。日本には自生しませんが、植物園や樹木園で植えられた木を見ることがあります。
チョウセンモミは葉が長く先端が鋭く、球果も10cmを超えます。チョウセンシラベ(Abies koreana)は葉が短く先端が丸いか浅くへこみ、青紫色の球果は4~7cmほどです。
間違えやすい理由 · どちらも朝鮮半島原産のモミ属で、葉裏に白い帯があり球果が直立します。
オウシュウトウヒ(Picea abies)は四角い針葉が小さな木質の突起に付き、成熟した球果が下向きに垂れます。チョウセンモミは扁平な葉が枝に直接付き、球果は上向きです。
間違えやすい理由 · どちらも円錐形に育つ大型の常緑針葉樹で、各地に植栽されます。
モミ(Abies firma)の若い枝には短い毛があり、若い葉先が二つに分かれることがあります。チョウセンモミの枝にはほとんど毛がなく、葉先は一つにとがります。成木では葉先だけで判断しにくいです。
間違えやすい理由 · どちらも平たい針葉と直立する球果を持つモミ属です。