イボバッタは、土や石に似たまだら模様と、胸の背面に並ぶ3つのいぼ状の突起があるバッタです。公園などの草が少ない地面で見つかり、は夏の終わりから秋によく見られます。

姿・形

姿
褐色や灰色のまだら模様があります。には3つのいぼ状の突起が並び、後脚には黒色と淡色の輪模様があります。

間違えやすい生き物

クルマバッタモドキOedaleus infernalis

クルマバッタモドキは前胸背面に白いX字模様があり、開いた後ろの翅には黄色地に太い黒帯があります。イボバッタは前胸の3つの突起が目立ち、後ろの翅にその太い黒帯がありません。

間違えやすい理由どちらも褐色のまだら模様がある地面で暮らすバッタです。

カワラバッタEusphingonotus japonicus

カワラバッタは後翅の内側が青く、前胸に目立ついぼ状の突起がありません。イボバッタは前胸の突起が見分ける手がかりです。

間違えやすい理由どちらも石や土の上では目立ちにくい褐色のバッタです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 裸地
  • 畑・道ばた
  • 公園・庭
分布
日本では東北地方以南から九州まで記録されています。国外では朝鮮半島と中国にも分布します。
好む環境
植物が密生した場所より、土・砂利・石・コンクリートが見える開けた地面を好みます。

暮らし

食べ物
日本ではシロクローバの葉や茎を食べることが記録されています。
活動
地面で活動し、土や石に似た体色で見つけにくくなります。東京都の小山内裏公園では、成虫は7月下旬から10月ごろまで見られます。

名前と分類

名前について
Trilophidia japonicaやTrilophidia annulata japonicaという学名でも呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
山形県では準絶滅危惧とされています。
イボバッタ(Trilophidia annulata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo