イチモンジカメノコハムシは、体のまわりが透明なふちで囲まれ、プラスチックのカバーをかぶったように見えるハムシです。翅の後ろの黒い紋が、「一」の字のような太い帯に見えます。ムラサキシキブの仲間の葉を食べ、春から秋まで見られます。
姿・形
- 姿
- 体長8~9mmほどの丸く平たい甲虫です。体のまわりにはみ出した部分はほぼ透明で、背中の茶色い部分が透けて見えます。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 林のふち
- 雑木林
- 緑地
- 分布
- 本州・四国・九州のほか、対馬や屋久島などにも分布します。国外では朝鮮半島や中国、台湾、東南アジアにもいます。
- 好む環境
- 平地から山地の緑地や草むらで、食草のムラサキシキブ類が生えている場所に見られます。
- 見られる時期
日本の場合
活動 4〜10月
暮らし
- 食べ物
- 成虫も幼虫も、ムラサキシキブ、コムラサキ、ヤブムラサキなどの葉を食べます。葉の縁からではなく、葉の中ほどに穴をあけるように食べます。
- 活動
- 成虫は4~10月ごろに見られ、葉の裏にとまっていることが多いです。
- 冬越し
- 成虫で冬を越します。
繁殖と一生
- 幼虫
- 幼虫は黄緑色で、脱皮殻やふんを尾の先につけて背負います。ふんに似せて敵から身を守っていると考えられています。
- 幼虫の食草
- ムラサキシキブの仲間(ムラサキシキブ属)です。
名前と分類
- 名前について
- 日本の古い文献では、本種の学名を Thlaspida cribrosa としたものがあります。現在の分類では日本・朝鮮半島の個体は T. biramosa とされ、T. cribrosa はインド東部から東南アジアに分布する別種とされています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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