ヤマガラは、低山の林や公園で一年中見られる小さな鳥です。余った木の実を樹皮の隙間などに隠し、あとで取り出して食べます。本州などで見られる個体は、赤褐色の腹、黒い頭、明るい頬、青灰色の翼が目立ちます。

姿・形

姿
全長は約14cmです。頭のてっぺんとのどは黒く、頬は白っぽく、胸から腹は赤褐色で、翼と尾は青灰色です。

間違えやすい生き物

ヒガラPeriparus ater

ヒガラの腹は白から灰白色で、翼に白い帯が2本あります。ヤマガラは腹と背が赤褐色で、翼に同じ白帯はありません。

間違えやすい理由どちらも黒い頭と白い頬をもつ小型のカラ類です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 低山の林
  • 常緑広葉樹林
  • 公園
  • 庭
分布
日本では北海道から南西諸島まで見られ、島ごとに複数のが知られています。
いる時期
日本では主に一年中見られるです。
記録される時期

一年中、毎年記録されています

日本での観察1,704件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
種子や果実、昆虫、クモなどを食べます。エゴノキの種子を好み、足で押さえてくちばしで割ります。
活動
林や公園の木を活発に移動し、木の実を樹皮の隙間などにします。
群れの暮らし
繁殖期はつがいで暮らし、それ以外の季節には小さな群れやほかのカラ類とので行動することがあります。

繁殖と一生

繁殖期
日本では主に4~5月に繁殖します。
巣
日本ではや巣箱に巣を作ります。
卵の数
本州の亜種ヤマガラでは、1回に3~8個の卵を産むと報告されています。

名前と分類

名前について
以前はParus variusと呼ばれ、Poecile variusという名前も使われます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
大東諸島にいた亜種ダイトウヤマガラは、日本で絶滅と判定されています。

文化と話題

文化と話題
  • 古い写真には、浅草の仲見世でヤマガラがおみくじを引く芸を見せた様子が残っています。
ヤマガラ(Sittiparus varius)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo