エンジュは真夏に淡黄白色の花を咲かせ、秋には数珠のようにくびれたさやを下げる街路樹です。名前に japonicum とありますが、中国原産で日本には古く渡来した木です。

姿・形

姿
で、成木の樹皮は暗い灰色になり縦に裂けます。若い枝は緑色です。
葉
一本の軸に小さな葉が左右に並び、先端にも一枚つきます。小さな葉はやや細長い卵形で、縁にギザギザはありません。
花
枝先に淡黄白色の小さな豆の花に似た花が大きな房になって咲きます。
花の時期
日本では7~8月に開花します。
実
さやは種子の間が数珠のように深くくびれます。日本では9~10月ごろに実が熟します。

間違えやすい生き物

イヌエンジュMaackia amurensis

イヌエンジュの幹は菱形に粗く裂けます。エンジュの幹は縦に細かく裂けます。

間違えやすい理由どちらも小さな葉が左右に並び、淡い色の豆の花に似た花を咲かせる高木です。

ニセアカシアRobinia pseudoacacia

ニセアカシアは葉の付け根近くに対になった刺があることが多く、さやは平たいです。エンジュのさやは種子の間が数珠状にくびれます。

間違えやすい理由小さな葉が左右に並ぶ様子と白い豆の花に似た花が似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 街路・公園
  • 庭園
  • 寺社の境内
分布
中国中部・南部原産で、日本には古く導入され、各地で街路樹や庭園木として植えられています。
好む環境
日当たりと水はけのよい土を好みます。成木は暑さや乾燥、都市環境にも比較的よく耐えます。
花の時期

7〜8月に咲きます

花 7〜8月 · 実 9〜10月

育て方

増やし方
種子や挿し木でふやせます。

名前と分類

名前について
以前は Sophora japonica という学名でも呼ばれました。
品種といろいろな姿
枝がしなやかに垂れるシダレエンジュという園芸形があります。公園や庭園で植栽されています。

保全状況

IUCNレッドリスト
DDデータ不足判断できるだけの情報がまだ足りません

文化と話題

文化と話題
  • 中国では出世や高い身分に結びつく縁起木とされてきました。
エンジュ(Styphnolobium japonicum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo