ウラギンシジミは、翅の裏が模様のない銀白色に光ることから名づけられたシジミチョウです。成虫のまま冬を越すので、早春に姿を見かけることもあります。日本にいるウラギンシジミ属のチョウはこの1種だけです。

姿・形

姿
は20〜22mmほどです。表は黒褐色で、雄には赤橙色、雌には淡い灰白色や青白色の紋があります。裏は雌雄とも銀白色です。
季節による姿
夏型は前翅の先が丸く、秋型は先がとがります。春に見られるのは越冬した秋型です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山麓
  • 盆地
  • 郊外の住宅地
  • 林縁
分布
本州(宮城県・山形県以南)、四国、九州、佐渡、対馬などに分布します。国外ではヒマラヤ周辺、中国、台湾、朝鮮半島などにいます。日本のものは C. a. paracuta とされます。
好む環境
暖かい地域のチョウで、山すそや市街地の周りの林縁でよく見られます。
見られる時期

日本の場合

活動 5〜10月

暮らし

食べ物
花にはあまり来ず、落ちた柿やアケビの実、アブラムシの、獣のふん、湿った地面などに集まります。
活動
5〜10月に飛び、年2〜3回発生します。雄は林道の湿った場所で吸水し、枝先で縄張りを張ります。
冬越し
成虫で越冬し、常緑樹の葉の裏にとまって冬を過ごします。

繁殖と一生

幼虫
幼虫は褐色で、刺激を受けると腹部の後ろにある一対の突起から白いブラシのような毛の束を出します。
幼虫の食草
クズやフジなどマメ科植物の花やつぼみ、若い芽を食べます。

名前と分類

名前について
シジミチョウ科の中のウラギンシジミ亜科とする考えと、独立したウラギンシジミ科とする考えがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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ウラギンシジミ(Curetis acuta)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo