ナガバギシギシは、日本全国の湿った道ばたや畑に広がった外来の草です。細長い葉の縁が強く縮れて波打ち、夏のあとには果実の穂が赤褐色になります。

姿・形

育つ姿
太いから茎をまっすぐ伸ばすです。高さはおよそ50 cm〜1.5 mになります。
葉
葉は濃い緑色で細長く、縁が強く縮れて波打ちます。上の葉ほど小さく細くなります。
花
小さな緑色の花が茎の上部に密につき、茎と果実の穂はのちに赤くなることが多いです。
花の時期
日本では夏に花が咲きます。
実
三角形の種子を一つ含む果実が、紙のように薄い3枚の翼に包まれます。

間違えやすい生き物

エゾノギシギシRumex obtusifolius

エゾノギシギシは根元の葉がもっと幅広く、葉の付け根が丸形または心形になります。本種は葉が細長く、縁の縮れが目立ちます。

間違えやすい理由どちらも大きな根元の葉と赤褐色の果実の穂をもつ多年草です。

ギシギシRumex japonicus

ギシギシは果実を包む翼の縁に小さな鋸歯があり、茎や果実の穂が赤くなりにくいです。本種の果実の翼は縁がほぼ滑らかです。

間違えやすい理由葉の形や生える場所が似ており、果実がない写真では識別が難しいです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 湿った道ばた
  • 畑や牧草地
  • 水路のそば
分布
日本では明治時代に渡来し、現在は全国に広がった外来植物です。
好む環境
日本では日当たりのよい、やや湿った道ばたや草地に生えます。

繁殖と一生

増え方
主に種子で増え、太い根の上部が残ると芽を出し直すことがあります。
種の広がり方
果実は風や水で運ばれます。

注意すること

注意すること
ギシギシ属の葉にはが含まれます。大量に食べると有害になることがあります。

名前と分類

名前について
ナガバギシギシという名は、長い葉と縮れた縁に由来します。この種と在来のギシギシ(Rumex japonicus)の雑種は、アイノコギシギシと呼ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
ナガバギシギシ(Rumex crispus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo