エビガライチゴは、茎や萼が赤褐色のにびっしり覆われたキイチゴの仲間で、その色をエビの殻に見立てて名付けられました。北海道から九州までの山地の林縁などに生え、夏に赤く熟す実は食べられますが、酸味が強めです。葉の裏が白いので、ウラジロイチゴとも呼ばれます。

姿・形

育つ姿
高さ1~2mほどの落葉低木で、枝は弧を描いてつるのように伸び、長いものは3m近くになります。茎には赤いとげがあり、赤い腺毛が密生します。
葉
小葉3枚の複葉で、先端の小葉がいちばん大きく、柄が長いです。表は黄緑色でつやがなく、裏は粉をふいたように真っ白です。
花
枝先に淡い紅紫色の花が集まって咲きます。花びらは短く、平らに開かないので目立ちません。萼は先がとがり、赤い長い腺毛に覆われています。
花の時期
6~7月(初夏)
実
直径約1.5cmので、赤く熟すと食べられます。

間違えやすい生き物

ナワシロイチゴRubus parvifolius

ナワシロイチゴは高さ30cmほどで地面をはうように広がり、茎にかぎ状のとげがあります。エビガライチゴは茎が赤い腺毛に覆われて赤く見えます。

間違えやすい理由どちらも小葉3枚の複葉で葉の裏が白く、赤い実をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地
  • 林縁
  • 荒れ地
分布
北海道、本州、四国、九州に分布し、国外では朝鮮半島と中国にも自生します。
花の時期

6〜7月に咲きます

花 6〜7月

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo