トキワサンザシは、とげのある枝に小さな赤い実をたくさんつける常緑の低木です。南ヨーロッパと西アジアが原産で、日本では庭木や生け垣として植えられています。「ピラカンサ」とだけ言うと、多くはこの種を指します。

姿・形

育つ姿
高さ2〜5mほどになる低木です。枝には鋭いとげがあります。
葉
葉は小さくで、つやがあります。細長い楕円形で、縁に浅く丸いがあります。
花
直径1cm足らずの白い5弁の花が、たくさん集まって咲きます。
花の時期
4〜5月
実
直径5〜6mmほどの丸い実が11月ごろに赤く熟し、翌年1月ごろまで枝に残ります。

間違えやすい生き物

タチバナモドキPyracantha angustifolia

葉が細長く、実はやや平たい球形で橙黄色に熟します。トキワサンザシの実は赤いです。

間違えやすい理由どちらも「ピラカンサ」として植えられます。

カザンデマリPyracantha crenulata

見た目はトキワサンザシによく似ていますが、実はやや小さめで、10月ごろと少し早く熟します。花は5〜6月で、トキワサンザシより遅めです。

間違えやすい理由同じ「ピラカンサ」の名で流通しています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭
  • 公園
  • 生け垣
分布
南ヨーロッパと西アジア(東はイランまで)が原産です。日本には自生しません。
好む環境
日当たりと水はけのよい場所を好み、乾燥や暑さにも強いです。
花の時期

4〜5月に咲きます

花 4〜5月 · 実 11月〜1月

繁殖と一生

種の広がり方
鳥が実を食べて種子を運びます。

育て方

育て方
丈夫で刈り込みに強く、庭木や公園の植え込み、生け垣に使われます。
毒性
ピラカンサの仲間は果肉に毒はありませんが、種子には体内で青酸を生じる成分が少し含まれます。生の種子をたくさんかみ砕いて食べると、軽い胃腸の不調を起こすことがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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トキワサンザシ(Pyracantha coccinea)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo