コアシナガバチは体長11〜17mmほどで、日本のアシナガバチ属でいちばん小さい種です。黒地に赤褐色と黄色の模様があり、人里でもふつうに見られます。大きくなった巣が上向きに大きく反り返るのが目印です。

姿・形

姿
体長は約11〜17mmです。黒色を基調に、赤褐色と黄色の斑紋があります。

間違えやすい生き物

キボシアシナガバチPolistes nipponensis

巣があれば繭のふたの色を見ます。コアシナガバチは白、キボシアシナガバチは鮮やかな黄色です。成虫では腹部第3・4節の黄色い斑紋で区別しますが、写真では難しいです。

間違えやすい理由大きさも色の配置もよく似た小型のアシナガバチです。

セグロアシナガバチPolistes jokahamae

セグロアシナガバチは体長21〜26mmとずっと大きく、胸の後ろの腹につながる部分()が黒色です。コアシナガバチは11〜17mmと小型です。

間違えやすい理由どちらも人家の軒や木の枝に外皮のない巣を作る、身近なアシナガバチです。

フタモンアシナガバチPolistes chinensis

フタモンアシナガバチは腹部第2節に黄色い丸い紋が2つあり、脚が黄色です。前伸腹節の背面にも2本の黄色い縦すじがあります。

間違えやすい理由体長14〜18mmと大きさが近く、人里でふつうに見られます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 日当たりのよい草地・やぶ
  • 丘陵・山すそ
  • 人家の軒下・壁
分布
北海道、本州、四国、九州に分布します。中部・北日本でとくに普通です。
好む環境
日当たりのよい岩場、細い木の枝、人家の軒や板壁などに巣を作ります。
見られる時期

日本の場合

活動 5〜9月

暮らし

食べ物
幼虫の餌として、おもにチョウやガの幼虫を狩ります。
群れの暮らし
春に女王が1匹で巣を作り始めます。働きバチは多い時期でも本州以南で約50匹、北海道で約20匹と小さなコロニーです。

繁殖と一生

繁殖期
5月ごろ巣作りを始め、7月ごろ最初の働きバチが羽化し、8〜9月にオスと新女王が現れます。
巣
外皮のない巣で、を起点に一方向へ育室を増やすため、大きな巣は上向きに大きく反り返ります。本州では約500室の大きな巣の記録もあります。

注意すること

注意すること
攻撃性はやや強いとされます。巣に触れたり近づいたりすると刺されることがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

コアシナガバチ(Polistes snelleni)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo